保育士資格って、保育園で働く以外に活かせる仕事あるかな。
ここにたどり着いたあなたは、これから保育士資格を取得しようとしているか。
もしくは、保育士資格を持っていて、ずっと保育士をしてきたけど、ちょっと保育士に疲れちゃった方でしょうか。
この記事では、保育園以外で保育士資格を生かせる仕事をまとめてみました。
保育士の求人数
目次
保育園以外で保育士資格を活かせる仕事⑨選
①病院内の保育施設
病院で働く職員の子供を預かる施設です。
24時間体制の施設が多いです。
また、行事等が少ない印象でそういった業務負担が少ない施設も多い傾向があります。
②子育てサロン
地域の子育てを支援する場所です。地域の乳幼児とその親が利用する場所で、
一緒に歌や体操・手遊びをしたりします。
また、子育ての相談を受けたりすることもあります。
私も小さい子供がいるので、様々な子育てサロンに通いました。
子育てサロンの職員は、子供の対応というよりは親の相談を受けたり、子育てで孤立しないようサポートする役割が強いと思います。
職員自ら明るく話しかけて悩みを聞いたり、利用者同士をつなぐような働きかけをしてくれる、そんな場所です。
③学童保育施設(学童)
小学生の放課後や長期休暇に、保護者に変わり生活の場を提供する施設です。
小学校高学年になると、自宅で留守番する子が多くなるので、
小学校1年生から小学校3年生位までの児童の利用が多いようです。
保育士資格を持っていると、研修を受ける事で学童保育の専門資格である
「放課後児童支援員」の認定を受けることが可能です。
④放課後等デイサービス
障がいのある6歳から18歳までの就学児童(小学生、中学生、高校生)を放課後や長期休暇中に預かる施設です。
障害児の為の学童保育といったイメージです。幅広い年齢の児童に対応できる経験が必要です。
大規模な保育園と違い、障害の程度や個性に合わせてじっくり一人ひとりに向き合う事が出来ます。
求人をチェックしてみたら、求人数が多く、保育園や学童と比べてお給料が高い傾向がありました。
⑤ベビーシッター
利用者の自宅で、子供の保育を行う仕事です。
利用者は乳幼児から小学生位まで。
身の回りのお世話の他に、送迎や寝かしつけを頼まれることも。
中には、ピアノや英語、絵画などの特技を生かし、高単価で仕事を受けているシッターも存在します。
⑥フォトスタジオ・カメラマン
写真撮影の際、泣いている子供をあやしたり、笑わせたりする事も多いので、保育士資格を持っていると、優遇されることが多いです。
実際私の友人がフォトスタジオに転職した際、保育士資格の保有が有利だったと言っていました。
カメラに興味のある方は、撮影アシスタントではなく、カメラマンという選択肢もあります。保育士資格を持ってるカメラマンと聞くと、あやすのも上手そうだし親の立場からすると、安心感がありますからね。
⑦子供服売り場の販売員
販売員は、商品の販売、商品管理、商品を魅力的に展開する仕事です。
私は子供服ではないアパレルの販売員をしていました。
子連れだとゆっくり買い物が出来ないので、別のスタッフが子連れのお客様を接客中に少しお子様とお話したり、気を引けるようなものを出したりして時間稼ぎをしていました。
子供服の販売だと、お子様連れのお客様も多く来店するかと思うので、保育士資格を生かす機会も多くあります。
⑧幼児教室
ピアノや習字・スイミング・塾など、特技があるなら講師という選択肢もあります。
保育士資格を持っている講師だと、親も安心して子供を預けられます。
⑨子供向け・保育関係の物を扱う一般企業
幼児教材や、保育士の人材会社等など、子供や保育に関係する一般企業でも保育士の資格や経験を生かせます。
保育士の求人を、定期的にチェックしていますが、その求人は減ることなくずっと多いです。
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試しに自分の地域の求人がどのような内容か確認するのがおすすめです。
エージェント型ではなく、自分で検索するタイプのサイトなので、気軽にチェックできますよ。
保育園以外で働いている私の職種
現在は育休中で2人の子供がいますが、休職前は子供服ではないアパレル店舗で店長をしていました。
そんな、一切保育とは関係ない職種の私ですが、意外と保育士との共通点があると感じています。
・子供のしつけ・教育 → 部下指導
部下それぞれに合った指導方法や伝え方を考えること。
一度一度言っただけでは出来るようにならないので、何度も繰り返し伝えること。
今度はこういうことを出来るようになろうね、と教え導いていくこと。
子育てを経験してから部下指導を行ったときに、大人も子供も同じだなと感じました。
・保護者対応 → お客様対応
保育士をしていると、日々保護者との関わりがあるかと思います。
連絡事項を伝えたり、時には相談やクレームを受けることもあるかとあります。
お客様対応をしている販売職や営業職だと、そういった対応は慣れている方が多いので、こちらも共通しているなと感じています。
私の周りの保育士の友人は、子供はかわいいけど、保護者の対応が辛いと言っていました。
対象が、大切なお子様なので、何かあった時の対応は桁違いのものがあるかとは思います。。。。
・書類業務 → 書類業務
書類業務は、多くの会社であるかと思います。
販売職でも、売上の報告や計画書等書類業務がありますので、こちらも共通しています。
PC業務の有無は園によってほとんどないところもありますが、保育業界もこれからますますIT化が進んで行くと思うので共通スキルといえると思います。
パッと思いついただけで、これくらいありました。
部下指導、お客様対応、書類業務なんかは、多くの会社で行う業務ではないでしょうか。
未経験から保育士にチャレンジする際は、この共通点が役に立ちますし、
保育士から異業種に転職される方も、きっとこれまでのスキルが役に立ちます。
あなたがこれからやること
保育士から別の仕事に転職しようか悩んでいる方
自分としっかり向き合いましょう。
自分にとって幸せとはなんですか?何を大切にしていきていきたいのですか。
時間を忘れる程夢中になっちゃうものってなんですか。
結果それが保育じゃないのなら、もう転職しましょう。
私はもともとシステムエンジニアでした。
過去の私は、日々なんか違うなと思いながら仕事していました。
そして、自分と向き合い、自分が本当にやりたいと思う仕事に転職しました。
結果、本当に転職してよかったと思っています。
自分と真剣に向き合うことで分かった、自分が大切にししているものに囲まれながらの仕事は本当に幸せでした。
そして、やっぱり子供が好き!やっぱり保育士を続けたいと思うのなら、
環境を変えるのもアリだと思います。
嫌なことから逃げていいんですよ、
意地悪な人がいない職場だってたくさんあるし
仕事って多くの時間を過ごすんだから。
一度しかない人生なので、楽しく幸せに仕事しましょう。
異業種から保育士に転職したい方
もしあなたが、保育士資格を取ろうか悩んでいて、他に特別なスキルや経験がないのであれば、保育士資格だけでも取得するのがおすすめです。
保育士資格は、更新もないので一度取得すればずっと有効です。
脳はどんどん衰えていくので、思いたった今資格取得の勉強を始めましょう